自然の風とエアコンの風の違い
窓を開けたときに入ってくる自然の風は気持ちいいのに、エアコンの風は苦手。
そんな方は意外と多いのではないでしょうか。
もちろん、温度や湿度の違いもありますが、その理由のひとつに「1/f(エフ分の一)ゆらぎ」があります。
自然の風は、一定ではありません。
強くなったり弱くなったり、向きが変わったり。
常に変化しています。
木々を揺らす風や、海辺を吹き抜ける風が心地よく感じられるのは、この自然なゆらぎがあるからです。
規則的ではない、絶妙なリズムを持った風が、私たちをリラックスさせてくれます。
一方、エアコンの風は機械によって一定に送られます。
最近のエアコンは性能が向上し、風をやわらかくする工夫もされていますが、自然の風のような複雑な変化を再現することはできません。
そのため、人によっては
「風が当たり続けると疲れる」
「エアコンの風はなんだか苦手」
と感じることがあります。
無垢の木や漆喰などの自然素材は、湿度や温度によってわずかに変化し、空気との間に自然なゆらぎを生み出します。
そのため、自然素材の家に入ると
「空気がやわらかい」
「なんだか落ち着く」
と感じる方が多いのです。
家の快適さは、温度や湿度だけでは決まりません。
数値には表れない「なんとなく気持ちいい」という感覚も、とても大切です。
自然の風が気持ちいいように、自然素材と空気の流れがつくる住まいもまた、人が本能的に心地よいと感じる環境なのかもしれません。
家の中で自然の心地よさを感じる。そんな家づくりをしています。