新築

白い箱の家

白い箱の家

千葉県市川市|夫婦+子一人

白い箱の家

自然の移ろいを感じながら、静かに暮らす

50代を迎えたご夫妻が望まれたのは、これからの時間を、好きな素材に囲まれて穏やかに過ごせる住まいでした。華やかさや装飾性よりも、無垢の木の手触り、漆喰のやわらかな表情、自然光の移ろいを感じながら暮らせること。そうした価値を大切にして生まれたのが、「白い箱の家」です。

 

好きな素材と、長く暮らす

床には無垢のクリ材を使い、壁と天井は白く美しい漆喰で仕上げました。キッチンも木製のオーダーとし、ダイニングテーブルや椅子も木の素材感を大切にして選んでいます。素材そのものが持つ質感や色合いを生かすため、室内はできるだけシンプルに。年月とともに木の表情が深まり、使うほどに愛着が増していくような住まいを目指しました。

 

光と影まで、住まいの一部に

この家では、自然素材と同じくらい「光の入り方」を大切にしました。窓やトップライトの位置を工夫し、時間帯によって光がどこに差し、どこに影が生まれるのかまで意識して設計しています。
白い漆喰の壁は、自然光をやわらかく受け止めます。朝、昼、夕方と光の角度が変わるたびに、室内の表情も少しずつ変化していきます。
単に明るい家にするのではなく、光と影の移ろいを感じられること。それが、この家の静かな美しさにつながっています。

 

暮らしに余白をつくる、畳の間

リビングの隣には、小さな畳の間を設けました。普段は椅子中心の暮らしでも、少し疲れたときに横になったり、足を伸ばしてくつろいだりできる場所です。また、ご両親が泊まりに来られた際には、客間として使うこともできます。広い部屋ではありませんが、暮らしの中にこうした「余白」があることで、家全体にゆとりが生まれます。

無垢の木、漆喰、畳、そして自然の光。素材のよさを大切にしながら、日々の暮らしが静かに整っていく。「白い箱の家」は、派手さではなく、毎日の心地よさを少しずつ積み重ねていく家です。