外張り断熱|PAC工法|エアサイクルハウジング株式会社

外張り断熱

壁の中に空気を流すための『外張り断熱』

住宅の断熱の方法は、外張り断熱(外断熱)と内断熱(充填断熱)の2通りがあります。 外張り断熱は土台や柱の外側を断熱材ですっぽり包む方法で、内断熱(充填断熱)は柱と柱の間に断熱材を詰め込む方法です。

どちらの方法を選んでも設計次第で必要な断熱性能は確保できますが、パッシブエアサイクルの家では躯体内に空気を流すことを重要と考え、外張り断熱の家をつくっています。

外張り断熱
土台や柱の外側を断熱材ですっぽり包む 外張り断熱
内断熱
【充填断熱】

柱と柱との間に断熱材を詰め込む 内断熱(充填断熱)
メリット
  • 家全体をすっぽり包めるため、断熱材が途切れず、熱損失が少なくなり、冷暖房のコストが抑えられる
  • 内部結露が起こりにくく、柱や梁などの家の構造体が傷みにくいので、家が長持ちする
  • 構造金物による熱橋ができない
  • 木材の調湿機能が活かせる
メリット
  • 汎用的な方法なので施工できる工務店が多い
  • 材料のコストが安い
  • 施工できる空間が広く断熱材の厚みを増やせるため、断熱性を高めるのが容易
デメリット
  • 材料のコストが高い
  • 施工できる厚みに限りがある(外壁の荷重を支える為)
デメリット
  • 柱と柱の間に断熱材を詰め込むため、断熱材が途切れて、温度差が出やすい
  • 断熱材の種類によっては、断熱材の隙間が出来やすく、その部分で内部結露する可能性がある。
  • 構造金物による熱橋ができる可能性がある
  • 木材の湿気機能が活かせない

外張り断熱でつくる流れる空気の効果

■ 内部結露を防ぐ (壁の中の結露を防ぐ)

内部結露とは、壁の中で起こる結露のことです。壁の中の断熱材のすきまにとどまった湿った空気が冷やされて発生します。もしこの状態が長引くと、柱や土台を腐らせる原因となり、建物の強度が低くなります。パッシブエアサイクルの家は、空気が滞る箇所がなく内部結露の発生を抑えられます。

■ 木材を長持ちさせる

常に流れる空気にふれさせることで、構造材(土台や柱、梁などの木材)を乾燥状態に保ちます。構造材の腐れを防ぎ、 家を長持ちさせます。

■ シロアリ、木材腐朽菌、カビやダニの発生を抑える

結露の発生を防ぐことで、水分を好むシロアリや木材腐朽菌の発生が抑えられます。また木材が呼吸できる状態なので湿度を調整しカビやダニの発生が抑えられます。

■ 心地いい温度環境をつくる

躯体内空間を流れる空気は、家全体の躯体内の温度を一定に保つように動くため、室内の温度差も解消し、湿度を調整して、心地よい室内環境をつくります。

博士

断熱で健康?

「住まいと健康」というと、化学物質を含んだ建築材料により引き起こる「シックハウス症候群」の問題が多く知られてきました。
しかし、家の断熱性能が住む人の健康に大きく影響することがわかってきています。
ひとつは、室内の温度差による「ヒートショック」です。
冬場、室温が高いリビングから寒いトイレに行った時などに、急激な温度変化により心臓発作や脳卒中を引き起こす「ヒートショック」。交通事故よりも高い死亡者数が報告されています。
パッシブエアサイクルの家では、外張り断熱と流れる空気の効果で、家全体の温度が均一になるため、家の中での冷やっとする場所が解消され、「ヒートショック」の心配が軽減されます。

もうひとつは、「アレルギー疾患」です。
アレルギーの原因であるハウスダスト。室内のカビやダニが大きく影響します。 家の中のカビは、室内の温度差による結露が原因で起こります。そして、そのカビをエサにダニが増殖し、そのダニの死骸やフンがアレルゲンになる…いう悪循環が起きているのです。
パッシブエアサイクルの家は、流れる空気で家全体の温度を一定にして、結露を発生しにくくします。結露対策には「風通し」が重要なポイントになりますが、単に風が室内空間を吹き抜けるだけではだめなのです。室内空間だけでなく、壁や天井そして床の裏側など、見えない空間にも風が流れることによって、家全体の温度・湿度の差をなくし、健康で安心して過ごせる家が作れるのです。

前のページへ戻る