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薪ストーブでスローライフを楽しむ 自然素材の健康住宅 外断熱・外張り断熱のパッシブソーラー健康な家

火を見て暮らす、薪の燃える音を楽しむなど、なかなか魅力的な薪ストーブ。自然派の家づくりを志向するPAC住宅の建主で薪ストーブの設置が最近増えてきています。インテリアの一部として雰囲気を楽しむだけでなく、家の主暖房として充分利用できます。住宅の気密性が高まる中、開放型の暖炉の設置は難しいですが、密閉型の薪ストーブであれば、外気の適切な給気に配慮することで、室内空気を汚すことなく使うことが可能です。最近の機種は、一度燃えた煙をさらに燃やす二次燃焼タイプや、触媒をつかって完全燃焼させるタイプが主流で、燃焼効率が高く、熱効率にも優れ、煙の排出量を抑えたクリーンなものとなってきています。薪ストーブを使いこなすには、薪の調達に始まり、薪をくべる量や給気量の調整などのコツを身に付けること、適切にメンテナンスすること、そして、それらの作業を日々楽しみと出来る、時間や心のゆとりを持つことが何より大切なようです。スローライフには最適!

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薪ストーブの設置

PAC住宅で薪ストーブを設置する場合、機種としては6000〜8000kcalの小型・中型の採用が多いですが、使い方としては、1日あたり薪1束(40cm×25cm程度)も燃やせば、寒冷地であっても燃え尽きるまでの3〜4時間で、家全体はかなり暖かくなります。

設置に際しては、背面や床を不燃材料のタイルやレンガ、鉄板などで仕上る必要があり、特に背面部分は、ストーブの熱による柱などの内部木部への影響を無くすよう、不燃耐火下地を適切に施工し、本体と壁の距離も適宜確保する必要があります。


薪ストーブは本体の性能に加え、煙突をどう設置するかも効率上大切です。煙突を上げる方法には、「屋根出し」と「壁出し」の2種類があり、ストーブからまっすぐに立ち上げる屋根出しが燃焼効率上は有利ですが、1階での設置の場合屋根まで届くためには、吹抜けが無い限りは、壁出しで外部を立ち上げることになります。屋根に煙突を抜くことの雨仕舞いも懸念されるところですが、施工を適切な部材と方法で行えば、心配はないようです。

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薪の確保

薪ストーブの使用には、燃料である薪の確保をどうするかを計画しておく必要があります。薪には比重の重い広葉樹が適しています。針葉樹は、燃える勢いはありますが、燃焼時間が短いため、頻繁に薪をくべる必要が出てきます。

薪とする木は充分に乾燥させる必要があり、含水率としては最低でも30%以下、理想は 20%以下です。キャンプ用など既に割られた薪を買っていたのでは、それこそ燃料費が高くついてしまうので、丸太を入手して自ら薪割りし、積み上げて乾燥し、冬に備える覚悟は必要です。

裏山に林でもあればベストですが、都市部では近所の植木屋さんなどから分けてもらっている方が多いようです。また林業のさかんな地域では、自治体などが間伐材を無償で提供してくれるケースもあるようです。

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屋根出しの煙突とバルコニー下に設けた薪置場。


コスト

ストーブ本体は、サイズやメーカーにもよりますが、およそ20〜30万円程ですが、煙突の部材や取り付けの費用も含めると100万円程度はみておく必要があります。

また、ストーブを置く炉台や背面壁の仕上分のコストも余分にかかります。ストーブ本体は頑強なもので長寿命ですが、長く使い続けていくためには、本体や煙突の掃除、定期的な触媒交換などのメンテナンスも欠かせません。

実績のあるストーブメーカーや信頼のおける専門施工業者との出会いも大切ですし、実際に使いこなされている方の声を聞くことも大事だと思います。

 

 

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タイルを使った炉台と壁。