HOME >> 暮らす >> 我が家のお手入れワンポイント講座 >> 外部の木部

我が家のお手入れワンポイント講座 外部の木部 PAC住宅 健康住宅・外断熱・外張り断熱のパッシブソーラー・パッシブ換気・自然換気・自然素材・本物の漆喰・無垢の木でシックハウスのない健康な家づくり

外部の木部 自然素材の健康住宅

日頃は、汚れや水分を残したままにしないように心がけましょう

外まわりの木部の塗装は、太陽光、雨、埃などから木を保護し、持ちを良くするために施されます。気づいた時に、水分や埃を拭き取っておくことも、木にダメージを与えるものが取り除かれ、持ちが良くなることにつながるでしょう。

ちょこっと塗装のススメ
木部を乾拭きする際、ついでに塗料を含ませた布でこすれば、さらに○。撥水性が高まり、耐久性の向上につながります。塗料は適度に木に浸透するので、その後さらに乾拭きしなくても大丈夫でしょう。埃、水滴などが多く残っている場合は、一度乾拭きして、汚れや水分を落としてから行った方が良いでしょう。

再塗装の目安

日頃の手入れをしていても、塗料の耐久性は徐々に衰えてきますので、再塗装が必要になってきます。再塗装の目安は建物の立地、木の種類などによって、一概には言えませんが、見て、触れて、汚れやざらつきやが目立ってきたり、濡れた後が長く残っている様でしたら、塗り替え時です。

塗装屋さんより
『塗料は化学系塗料でも、持って4年、平均で2年。自然系塗料は化学系塗料に比べて、周りの環境に左右されやすく、耐久性が劣るところがありますね。再塗装は大変に思うかもしれませんが、きちんと行わないと短いスパンで塗り直すことになり、やる時に丁寧に塗装すれば持ちが良くなり、塗り直すスパンは長くなります。長い目でみたら手間がかかるとは言いきれませんね。しっかりした塗装は木部を長持ちさせることにつながります。』
再塗装をご自身で行う時の道具
ホームセンターなどで日曜大工道具が大変便利に揃えられているのを見かけるようになりました。そのような場所では塗料を移す容器や刷毛も安価ものを手に入れることができます。「安価な刷毛でもきれいに塗ることは可能です。刷毛は手入れが大変だから、安価なもの求めて、使い切りにしても良いですね。」と塗装屋さん。

塗料について
自然素材の健康住宅安全なものを使いたいですね。一般的に油性より水性、化学系塗料より自然系塗料が人体への影響が少ないといえるかもしれませんが、すべての人に安全であるとは限りません。
これまで使用したことのない塗料を使う場合は、事前に成分を確認する、サンプルで臭い等を確認した方が良いでしょう。
塗装の色を濃い色から薄い色に変える場合は気を付けて。濃い色の塗装を十分に落としてから行って下さい。
【再塗装の仕方】
高いところ、手の届きにくいところなど、作業が難しい場所は無理せず、専門の業者に依頼して下さい。作業しやすい箇所はチャレンジしてみるのも良いでしょう。
【用意するもの】
○新聞紙、マスキングテープ(養生に使います)
○紙ヤスリ180#
○ボロ布(メリヤスウェス)
○塗料
○塗料を移す容器(塗料を使う分だけ移しておきましょう)
○刷毛

再塗装の手順 1〜6を2日間で行います。

1. 塗装箇所のまわりを養生します。

これから行う作業で出る木粉やほこりは、コンクリートに付くと落ちにくいので養生しておけば、後始末がラクになります。塗料が下にしみ込みにくい新聞紙を敷くと良いでしょう。柱の下部等のステンレス部分は塗料が落ちにくいので、マスキングテープを使うなどして、きちんと養生しておきます。

=養生のしかた=
自然素材の健康住宅 自然素材の健康住宅
a.板など使って、新聞紙とマスキングテープを貼り合せる。 b.マスキングテープをステンレス部に貼る。
 
自然素材の健康住宅 自然素材の健康住宅
c.ステンレス部に貼ったマスキングテープと重なるようにaを貼り合せる。 d.養生完了。
2. 紙ヤスリで今までの塗装を落とします。

紙ヤスリを軽くあてるだけで簡単に、木粉とともに塗装は落ちます。木の素肌が見えてきたら、ボロ布を使って木粉を拭き落とします。紙ヤスリをかけ、表面が滑らかになることそのものが、木部の表面に水分を留めにくくし、撥水性を高めます。

自然素材の健康住宅
紙ヤスリは木目に沿ってあてる。
3. いよいよ塗装します。

塗料を刷毛に適度に含ませ、慌てず、ムラなく塗ることを心がけて。塗装面に刷毛を数回往復させると、刷毛の後も残らずに塗ることができます。

自然素材の健康住宅
塗装も木目に沿って。やりながらコツを体得するくらいの気持ちから、初めてみてはいかがでしょうか。
4. 5〜10分そのままにしておきます。

ツルツルしていた塗装面にベタつきが出てきます。

5. 乾拭きします。

4のベタつきをしっかり落とします。

自然素材の健康住宅
ゴシゴシ…多少、力が必要なってくる作業になります。
−1日目終了−

塗料を十分に乾かすために、1日おきます。毛の部分が塗料にすっぽりつかるように刷毛を容器の中に入れ、容器ごとスーパーの袋などに入れて置けば、刷毛は固まらず、翌日そのまま使うことができます。刷毛でよく塗料をかき混ぜてから使いましょう。

−2日目−

6. 3から5をくり返します。
以上で終了です。
お疲れ様でした。

※オイルを塗る際に使ったボロ布は、オイルの反応により自然発火する恐れがあるので、使用後は水でびしゃびしゃに濡らしビニール袋などにいれ密閉して燃えるごみに出して処分をして下さい。
くれぐれもそのまま放置しておくことのないようにしてください。