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真夏や真冬に訪れるお客様が
感嘆の声をあげられます

三重県Nさん 2000年建築

私がPAC住宅を知るきっかけとなったのは、1997年頃、築100年近くなる離れ家をそろそろ建替えようかと考え、いろいろと資料等をさがしていたところ、近所の本屋さんで『プラス思考の健康住宅づくり』という一冊の本に出会った事でした。
この本を読み進めていく内、エアサイクルのコンセプトや考え方に興味を持ち、また著者の考え方や思想に共感し、人間の健康と住宅との関連の深さを改めて確認させていただきました。
しかし、いざ家の建替えとなると家の片付け、引っ越し、子どもの受験等との関係もありなかなか進まず一年ぐらい考えあぐねいていました。
1998年9月、大阪の枚方市へ工事中のPAC住宅を見学に行く機会に恵まれ、そこで実際にPACのシステムと工法をこの目で確認することができました。担当の方からもていねいな説明を受け、詳細なシステムを知れば知るほど、機械を使わないPAC工法は良いなぁと思うようになりました。
同じ著者の『夫婦の生活実感でつくる家』なども読み、試行錯誤を重ねながらプランをまとめていきました。1999年3月図面完成、5月工事着工、2000年5月入居とPACとの出会いから三年越しの完成でした。
完成から3年。今の生活が当たり前のようになりつつありますが、夏外出から帰ってきた時の涼しさ、冬外出から帰って来た時の暖かさはその時々に感じます。真夏とか真冬にお客様が来られた時には口々に驚きの言葉を発せられるほどです。
日々の生活で感じる事は、家中の気温がほぼ一定であるため、どの場所へでも快適に移動できることです。夏の朝、暑くて目が覚めたり、冬寒くて布団から出るのがおっくうになるという事がなく、子ども達もすぐに起きるようになりました。
特に驚いたのは、以前使っていたタンスを新居に置いたところ、湿気で開きにくかったタンスがスムーズに開くようになった事です。押し入れ、納戸等も湿気を感じる事がなく衣類等の保存が非常に楽になりました。
一つだけ困った事があります。冬中の中が暖かいため、みかん、りんごなど食べ物が腐りやすい事です。贅沢な悩みですが、保存方法を考え対処しています。
私たちの住んでいる伊賀上野地方は盆地のため、夏比較的涼しく冬底冷えのする気候です。冷房器具はクーラーを1階と2階に1台ずつ設置し、その他扇風機を使用。また、暖房機具は土間蓄熱暖房の「かくれん房」とストーブ一台を使用しています。
夏は熱帯夜となる真夏日にクーラーを数日使う程度で、あとは扇風機で対応しています。冬は「かくれん房」を朝夜2時間程度使用、あとはストーブ一台で家中が暖かくなります。床のフローリングは素足でも寒くありません。かくれん房の燃料は灯油を使用、1ヶ月5,000円程度です。
わが家は、上野市地域住宅(HOPE)コンクールにおいて2000年12月HOPE住文化賞を受賞しました。この賞は上野市において快適に住み続けられるよう知恵や工夫が盛り込まれた戸建住宅、共同住宅を対象としたものです。
夏涼しく冬暖かい、そして環境に優しい健康な住宅・パッシブな家ができたと心から満足し喜んでいます。

書籍より「やっと出会えた本物の家」2003年発行より

写真上)隣接する築100年の母屋との調和を考えた外観

写真下)写真正面が母屋、建替え前のお住まいも築100年近く経っていた。


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