尾山台に住む

2004年中間期(4月終わりから6月始め) データから

冬が終わりPAC住宅の衣替えの時期がきた。この期間はなかなか気候の変化が激しい。さわやかで気持ちのいいシーズンではあるが、時に寒く、また突然暑くなったりもする。
PAC住宅夏の衣替えは、独自の床下換気口とスーパー越屋根換気口を開放することであるが、完全にオープンにしてしまっては、気温が上がらない日に寒く感じてしまう。尾山台の家では4月10日過ぎには28℃を超える日も珍しくはなく全ての換気口を開き夏バージョンにしてみたが、やはり気温の上がらない日は寒く感じたので、床下換気口の開閉を調整してみた。
スーパー越屋根換気口は単独で4月の始めにはオープンにしていたが、床下換気口を開けなければ躯体内空間での空気の流れは生じず、大きな換気はなく寒くなることはない。床下換気口を開放することで躯体内空間の空気の流れが発生するわけだが、尾山台の家はこの床下換気口が10個ついている。この換気口のいくつかを開けることで空気の流れを調整した。最初は1個、次には2個開けるといったことだ。
今年のゴールデンウィークは3日ほど家を空け閉じきり状態になる機会があったので、床下換気口を3個開放してみた。当然、スーパー越屋根換気口は躯体用と室内用ともオープンである。
4月30日の朝10時過ぎから5月2日の夕方4時ころまでが無人無犬状態であった。その時のデータが下記の表である。
寒くならず、また暑くもならず衣替えの調整がうまくいっていることが示されている。
また、生活がなされていないため温度・湿度とも1日の変化が少なく極めて安定した状態で推移している。

10個のPAC床下換気口の内3個だけ開放しています。スーパー越屋根換気口は躯体換気用も室内換気用も開放しています。
2004年4月30日午前10時から5月2日午後4時まで完全に閉じきった無人無犬状態のデータです。
室内の温度湿度はこの間の最低最高です。


尾山台に住む

その後は10個の床下換気口を全て開放した。やはり気温の変化はかなり大きい。わかりやすくするため、データは寒い日3日間、暑い日3日間、平均的な日3日間をまとめ比較してみた。

尾山台に住む
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室温に関して共通して言えることは、1日の気温変動、日格差が極めて小さく安定していること、また、外気温の低い日は外気と比較して高く保ち、外気温の高い日は最高室温を低く保つ働きがある。平均的な日は、外気の最低気温と最高気温の中間におさまっている。
いずれの日々も、実際の生活は爽やかで快適であった。

尾山台に住む
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外気の湿度変化と比べて室内の安定性は目を見張るものがある。
梅雨ではないが、雨も多く最高湿度はかなり高い日が続いたが、室内は相当に低く抑えられている。

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