尾山台に住む

2003年秋 データから

住まい心地の話になるとどうしても夏と冬に集中しがちだが、ここでは秋に着目してみたい。
このシーズンは窓を開けて過ごす時間が長くなる、それだけ室内の環境は外気の影響をより多く受けることになるが、せっかくデータをとっているので少し見てみよう。寒くも暑くもない日々をと9月23日から10月9日の17日間を抜粋してみた。
この間、外気は12.2℃から28.8℃まで変動しているので爽やかとは言えども、肌寒い感覚とちょっと暑いなという感じが入り交じっている日々でもある。
最高気温の一番高くなったのは10月2日で外気は18.8℃から28.8℃、1日で10℃も変動している。湿度は29%から64%の範囲で爽やかな1日である。
一方、最低気温を記録したのは10月9日で12.2℃この日の最高は20.7℃だから1日で8.5℃変動している。湿度は43%から82%。朝の5時半に12.2℃、82%であったので、昼間は気持ちいいが夜は寒いという感じである。
この間、尾山台の家はPACの夏モード、すなわち床下や壁の中には外気が流れている状態であり、窓もかなりの時間開けて過ごしている。もちろんエアコンは使っていない。
日格差の観点からみるとPACの特長が良く表れていて、温度も湿度も変動が極めて少ない。特に1階の寝室は外気に係わらず17日間ずっーと20℃前後と言っていいくらい安定した推移を示している。
夏は最低室温を押し上げて最高室温を低くするという働きが顕著であったが、少し寒さを感じる時期になると、最低室温を高く保ちながらも最高室温はあまり下がらす、全体として暖かめに保つ働きが見える。
湿度の傾向は夏と同じで、室内の最低湿度は外気よりも高く、最高湿度は低く保ち平均化が計られている。
これらの効果は、PACの空気の流れと建物全体に使用されている湿度を調整できる素材と蓄熱効果のある材料の組合わせ機能である。

体感的には言うに及ばす、爽やかな秋の寒さを緩和し暑さを抑えて、建物の中はさらにすっきりと過ごすことができた。

家は夏モード 窓を開けて過ごす時間が長かった

尾山台に住む  


この17日間、外気は平均1日に7.1℃変動したが、1階寝室の変動は1.5℃、2階リビングの変動は2.8℃と極めて小さく抑えられている。

大雑把に言えば、
1階寝室は常に21℃前後
2階リビングは22℃前後である。


尾山台に住む  


この17日間、外気は平均1日に34.6%変動したが、1階寝室の変動は9.2%、2階リビングの変動は12.4%℃と極めて小さく抑えられている。

大雑把に言えば、
1階寝室は57%前後
2階リビングは53%前後
と爽やかな日々である。

     
前のページへ戻る