デイリーレポート

壁紙が紙じゃない?! 

2017-12-23 10:14:17

テーマ:コラム

コラム 「壁紙は紙じゃない?!」


           


室内の仕上げ材として使用される「壁紙(かべがみ)」。「壁クロス」という呼び方もされるので、紙や布で作られていると思っている人も多いと思います。
しかし、一般的に使用されている壁紙の95%は、塩化ビニルを主原料とした「ビニールクロス」です。ビニールクロスは、和紙のような風合いのもの、レザー調のもの、レンガのように見えるもの…など、柄や色がとても豊富です。しかし、そのたくさんの種類を作るために、安定剤をはじめ様々な化学物質が使用されています。防カビ剤が配合されているものも多く見受けられます。

また、壁紙を貼る時に使用される接着剤の多くには「ホルムアルデヒド」が含まれています。
そもそもホルムアルデヒドは医薬部外劇物に指定されている化学物質です。接着剤に使用されるときは人体に影響がないように希釈されているとはいえ、目や鼻、喉を刺激したり、頭痛の原因にもなりますので使用には十分注意する必要があります。

湿気の多い日本は結露が起こりやすいと言われますが、その原因のひとつに家がビニールクロスなど呼吸できない素材でつくられているからだとも考えられます。結露はカビの原因になり、カビはダニのエサになります。ダニの死骸やフンはアレルギー疾患の大きな原因にもなります。


室内の仕上げには、こうした化学物質を極力含まない素材、呼吸して結露を防げる漆喰や和紙クロスなどの自然素材をできるだけ選びたいものです。