デイリーレポート

無垢の木の家

2017-12-22 10:30:28

テーマ:コラム

無垢の木を使う理由、無垢の木に対する会社の考え方のページ
                    

  


木の家に住みたいけど、面倒じゃないの? 

「木の家に住みたい!」という方がたくさんいらっしゃいます。  

その一方で、           
木造住宅って強いの?
火事が心配・・
地震は大丈夫なの?
メンテナンスに手間がかかりそう・・・
木造住宅は寒い?

そんな声もよく聞かれます。
では、木造住宅は地震や火事に弱く、お手入れに手間のかかる家なのでしょうか?

いえ、決してそんなことはありません。
しっかり構造を組み、耐震性や断熱性を考慮した設計をし、家の骨組みとなる木材が長生きする環境さえ整えておけば、強くて、住み心地のいい家になります。

無垢の木の性格を理解していれば、フローリングなど普段のお手入れは掃除機でOK。
小さなお子様やペットがいるお宅など、汚れが気になる時は雑巾がけをしてください。



家を建てる方法には、鉄筋コンクリートや鉄骨造もある中で、なぜ私たちは”無垢”の木にこだわり、木造軸組の家を建て続けているのか。その主な理由をここでご紹介します。


『無垢の木を使う理由』
無垢の木を使い続けている理由。それは風合い、肌触り、そして湿気をコントロールする機能があるからです。
梅雨時期などは木が湿気を吸い、乾燥する冬には水分を放出、天然の除湿加湿装置となります。


土台や柱、梁など、家の骨組みとなる構造材も、
フローリングや壁・天井に使う内装材も、
無垢材を基本にご提案しています。

特に床は足が常に触れているところ。
素材によりその感触は大きく変わります。
無垢のフローリングなら湿度の高い夏はさらっと、
冬も足に穏やかです。スリッパをはかなくても
年間とおして気持ちよく過ごせます。

 


 

木は呼吸していることでカビの防止にもなります。
家づくりにおいて呼吸する素材をふんだんに使うことは、日本の四季を考えれば理にかなったことであり、
健康で快適な家づくりに欠かせないことだと考えています。

年月とともに深まる味も大きな魅力。
新築当時は、白っぽかった柱や梁、フローリングが、艶のある褐色に変わっていくのも楽しみの一つです。
生活していく中での小さな傷や汚れさえ、それは味となり、家族の生活の歴史としてきっと住まいへの愛着につながるものになるでしょう。


『癒し効果』
天然の木が発散するフィトンチッドは殺菌力、脱臭効果、空気を浄化する力があります。
また精神を安定させてくれる効果や、安らぎや癒しを与えるリラクゼーション効果もあります。


『無垢と集成材のちがい』
1.本来の無垢材=伐採した1本の木から切り出された天然木 
2.集成材=木片を接着剤で接合して作る人工木 (集成材)

業種や会社によっては1と2、どちらも無垢材と呼んでいるところがあるようですが、本来の無垢は1です。


それぞれに特徴や利点があります。

無垢材は自然素材
化学物質を含まない、品質にバラツキがある、調湿性が高い、
日本で古くから使われている、樹種やランクにより価格は様々

集成材は人工材
接着剤を使われている、品質のバラツキが少ない、調湿性が低い、
歴史が浅い、無垢に比べると価格差が少ない
 


『では、住宅で使用する場合、どちらがいいの?』

無垢材は産地や育った環境、樹種、乾燥方法などで個体差があります。同じ樹種でも強度にバラつきがあります。
それを回避するために作られた集成材は工業製品。無垢材より強いと言われていますが、それは一概にはいえません。適材適所に使えればいいと考えます。

構造材として考えた場合、二階建てまたは三階建ての一般的な住宅なら、無垢材で十分な強度は得られ、耐震性能トップの3等級の構造も可能です。


ただし、例えばビルトインの大きな駐車場やホールのように、柱を立てずに
広い空間をつくりたい、という場合は集成材が有利です。
 

右の写真は集成材を使用した家の事例
駐車場の上に二階のプレイルームがせり出しています。
都心で間口が狭い敷地の場合、こういう工夫が必要な時もあります
こうしたケースは集成材の出番です。







では機能はどうでしょうか。
湿気をコントロールする機能(調湿性)は、接着材で固められた集成材より、無垢材が圧倒的に有利です。
結露やカビ、腐れにも強いと言えます。

柱や梁などに集成材を用いるハウスメーカーが多い中、上記のことなど総合的に考えて、私たちエアサイクルハウジングでは、天然の無垢材を利用しています。


『間伐材も有効活用』

私たちは国産間伐材を、収納の棚や階段、仕上げ材などに積極的に利用しています。

間伐材とは・・
間伐は、混み合った森林から曲がったり弱ったりしている杉やヒノキを伐採し、森林の風通しや明るさを保ち、まっすぐな樹木を育てるために必要な作業です。間伐で伐採した木材を間伐材といいます。

間伐を行わなければ樹木の成長が遅れたりしっかりと根を張ることも難しくなり、また、下草も生えなくなるため土壌保全能力の低い森林になってしまいます。

         
  間伐されず日光が差し込まない森林         間伐されて生き生きした森林
  下草も生えない                  地表に日光が入り下草が生えている
  (写真:林野庁Webサイトより)

間伐を推進し、そして間伐材を積極的に活用することは日本の森を守ることにもつながります。


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『木を活かし、家を長持ちさせるパッシブエアサイクル(PAC)住宅の工夫』
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本来の無垢の木の良さを最大限に活かし、健康で永く快適に住む家づくりのため
私たちが最も大切にしているのが「木を流れる空気に触れさせること」。

そのために基本設計から工事にいたるまで、実は見えないところで様々な工夫をしていいます。
その詳細はこちらをご参考ください。

「見えないところのこだわり」
http://www.passive.co.jp/material/not_see.php


エアサイクルハウジング株式会社は、自然素材でつくる健康住宅の開発・設計・施工・リフォームを承ります。国産無垢材・自然素材ベースに漆喰、オーダーキッチン施工なども可能です