HOME >> つくる >> PACの仲間たち >> 大工 萩原建設

断熱施工、自然素材の扱い、細部のおさまり等、PAC住宅は大工に求める技術の要求が高い。このことは裏返すと大工の技術がなければ、PAC住宅は成り立たないということでもある。建築中の現場に萩原建築 萩原健司さんを訪ねた。残暑厳しい中、木工時完了を目前に現場は着々と進められていた。

内装下地を張る前、横胴縁を施工中。完成すると隠れてしまう部分も丁寧に施工していただいている。

この現場で一番の腕のふるい所だったという階段吹き抜けにかけられた梁(確認)。

内装下地材を施工中。PAC住宅では吸放湿性能、防火性能に優れた厚さのある石膏ボードを使用(ハイクリンスカットボード12.5mm)。その分重い。

「現場監督さんもよくやってくれていると思います。現場を出てからも、会社に戻って仕事しているんだろうと思いますし。私も住宅メーカーの設計にいたことがあるのでわかります。また連絡がすぐ繋がるところも助かります。」

 

きめ細かい設計にこたえる

隙間があっては成立しない断熱施工。材料ひとつひとつに個性がある自然素材の扱い。きめ細かな設計、美しい空間をつくるためのおさまり。PAC住宅では始めから終わりまで、質の高い施工が要求される。大工の方にとってはやりがいだけでない、泣かせの所などないのだろうか‥その問いに返ってきた萩原さんの返事は「面白いですね。」
「面白い」の真意がつかめずにいると「なぜかと言うと、自分たちとPACが同じところを目指しているからかなと思うんです。」同じところとは?「国産材を使い、接着剤なども安全なものを使って。そういう住宅を建てたいと思う建主さん自体、まだまだそう簡単にめぐり合えないと思うんです。そんな中、PACは思いを共感された建て主さんと出会えて家づくりをされている。その施工を自分たちがすることができるということは、仕事させてもらいながら、勉強させてもらっている感じです。手間のことを計算していたら、この仕事はできませんよ。」

職人さんそれぞれが現場のことを考えている

胡陽居などこれまで4棟のPAC住宅を施工していただいた。PACの現場の感想をお聞きすると「施工に係わっている職人さんそれぞれのレベルが高いと思います。また、職人さんそれぞれが、現場のことをよく考えくれていると感じます。そのこともまた素晴らしい。」
一軒の家ができるまでには、どれだけの人が係わるだろう。基礎、大工、瓦、板金、電気、水道、建具、家具、畳、左官、造園‥様々な職人、構造材や造作材をつくる材木店や設備メーカー、地盤調査員、測量員、地鎮祭の神主‥どこまで入れたらよいかわからないくらい多くの人が携わっている。そしてPACの営業・設計・施工管理。ものづくりを考えた時、“家づくり”は規模に対しsて係わる人の数が多いと言えるかもしれない。 荻原さんの言葉は、家づくりに携わっている“個の力”の集まりが愛着の持てる、永く住み継ぐ家づくりを支えていることを気付かせてくれた。「現場監督さんもよくやってくれていると思います。連絡がすぐ繋がるところなど、助かります。」
萩原さんには同じく日頃からお世話になっている大工マサさん(=佐々木正雄さん)の手伝いをしていただいたことも。「マサさんの仕事に対する姿勢も尊敬します。大変な所を、大変と思わないようにしているところとか。」

挑戦する姿勢を共有したい

現場の立場から、会社への要望があればとお聞きしたところ「そうですね‥設計段階で一度打合せさせてもらう機会があってもいいかもしれませんね。」大工さんは通常、施工管理者とのやりとりが中心。「例えばなんですが、設計者が変わったおさまりなど思いついた時、むずかしそうだから諦めようではなく、大工という立場で自分が相談に乗ったり、提案できたらと思ったんです。前向きに挑戦する姿勢を共有、協力したいですね。」ご自身も一級建築士であり、設計経験もある萩原さんだからこそ出てきた言葉なのかもしれない。

萩原さんから「一度講演会にも行ってみたいですね。社長さんの話、聞いてみたいです。上棟の時に会いますが、講演会ではどんな話しているのかなあって。」PACスタッフとのやりとりを積極的に考えていただいている萩原さんのお気持ちが、とても嬉しく感じられた。

埼玉県さいたま市。代表取締役 萩原健司さん(右下)、永村 寧さん(右上)、 斉藤 和良さん(左下)、田村 党美(まさみ)さん(左上)。ちょっとした会話の中で見られるみなさんの素敵な笑顔に、チームワークの良さや仕事を楽しんでされている様子が伝わる。Jリーグ浦和レッズの大ファンでもあるそうで、ちょっとした冗談の中にも「レッズ」の言葉が聞かれた。