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プラス思考の健康住宅づくり

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思いは実現する

「プラス思考の健康住宅づくり」1994年発行

 プラス思考を身につけながら、心のエネルギーの強さを考えてみましょう。人は誰でも一度や二度は、いけると直感したことが簡単に実現できたり、真剣に思いつづけたことがやがて思い通りに具体化された経験をもつのではないでしょうか。その体験、すなわち思いが実現されたことが偶然なのか、必然なのかをどのようにとらえたらいいのか、当然、現在の科学レベルでは証明のしようのないことですが、私なりに、健康に生きるには、という観点から考えましょう。
 人は、病気をしたときに健康のありがたさをしみじみと感じますが、病気になっていない時に、より健康になりたいと強く思うことができたならば、病気になる確率はぐっと減るのではないでしょうか。病気になったときの準備をあれこれと考えるのではなく、より健康になるにはどうしたらいいかを考え、学び、実行していれば、当然、健康度はアップしていきます。ポイントは、より健康になると、まず思うことなのです。
 思う、思い続けることからすべてが始まります。思いが強いからこそ、思いを実現するために、学んだり、行動を起こしたりします。思いがなければ、何もしないでしょう。すなわち、思わないことは実現しないという当り前のことになります。
 思いがあればこそ、実現する可能性があるのです。毎日の生活の中にいかに上手に思いを込めて生きるかが重要なことになります。
 上手に思いのエネルギーを使うのにはどうしたらいいのでしょうか。そのために、心の仕組を想像してみる必要があります。思うには、意識的に思う、そして、無意識的に思う、の二つがあります。思いが実現するためには、意識的思いだけでは足りないのです。無意識レベルまで思いが深く達した時に思いは実現するのです。
 人間の心と脳が同一のものかどうかはわかりませんが、いずれにしても、意識部分の割合は意外と小さく一割程度のもので、残りの膨大な部分を無意識がしめています。この強大な無意識が思いをもつことで、思いをこめたことが実現するのです。
 無意識は言語による表現をもっていないようですから、意識のように自分の意思で直接コントロールすることはできません。一般の人は、思いを持ち続けて意識から無意識へ呼びかけていくしか方法はないようです。呼びかけに成功したとき、無意識はイメージや直感で通じたことを教えてくれます。
そして、より重要なことは、その無意識はすべての無意識につながっているということなのです。それを集合的無意識といいます。
 意識的な思いが無意識に入る、さらに無意識から集合的無意識に入り、他の必要な無意識に呼びかけ、やがて思いが実現するという図式が成り立ちます。
 さらには、この無意識レベルの心は、人間だけでなく、動物、植物、鉱物、地球など宇宙意思が創造されたものすべてが持っているそうですから、思いを強くもつことができれば、何が起こっても不思議ではないと言えそうです。
 ここに書いたことが、そのとおり事実かどうかはわかりませんが、いずれにしても、はっきりしていることは、思わないことは実現しない、思いが込められたことは実現する可能性が高いということです。
 そうであるならば、プラス思考を前提に、思いは実現すると信じて、毎日の生活を組み立てていくことが健康に人生を成功させるこつではないでしょうか。
 現在の多くの人にとっての問題は、実は、その思いがない人生を送っているということかもしれません。なんとなく生きている毎日、時間に流されてあわただしく過ぎてしまう日々、目先のことだけに一所懸命に生き、気づいてみたら本質を見失ったまま人生が終わりに近づいている、そんな淋しい生き方になるか、充実した一生になるかは、思いがあるかどうかにかかっているのです。
 思いを持つにはどうしたらいいのでしょうか。意外と簡単なことなのです。心がはずむようなこと、ワクワクするようなことをすることなのです。
 自分を世間の常識にとらわせないようにすることです。プラス思考のところでも、話ましたが、自分の心を常にみつめる習慣がつくと、自分がどんなことにワクワクするか、心はずむのかが、やがて見えてきます。それを仕事にしたり、生きる柱にするのです。
 ワクワクした気持ちで、それがやりたいなと思えば、その気持ちが心の底から生まれたものならば、必ずチャンスが向こうから自分に向かってきます。
 そんなに時間はかかりません。思いの深さ、強さに比例して実現のスピードが増します。
 言葉で思うことからはじめ、徐々に、思いが実現した後の楽しい自分をイメージ化できれば、思いは必ず実現します。