職人の貌 エアサイクルハウジングの家づくりを支える現場の素顔 【伝統×進化】一棟づつ、魂を込めて - 建て主の思いや夢を家に。PACの家づくりの本質を理解し、想いを共にする職人たちとの家づくりがここに。

職人の貌

【鳶】組む

基礎は立ち上がりに継ぎ目のないコンクリート一体打ち。さらに、床下の流れる空気の十分な確保と維持管理に優位な地中梁構造、薬剤を用いない基礎用断熱材の導入など、常に独自の進化を続けている。その施工に必要なのが特殊な金物や型枠、そしてそれに対応できる高い技術と鳶たちの誠実な姿勢だ。

榎本英夫「どんなに面倒であっても決して手を抜かず、最高の仕事をする。エアサイクルハウジングの基礎?いいんじゃねぇか。住宅でこれだけ頑丈な基礎は珍しいよ。」

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【大工】建てる

エアサイクルハウジングの大工は皆、口を揃えて言う「無垢の木で家を建てたくて大工になった。無垢の木を大切にするこの家はいい」と。数々の建築、様々な改修工事を経験してきた彼らのこの言葉の意味は、大きい。

山内弘美「与えられた環境で全力を尽くすのが本物の職人。大工はやめらんねぇ、俺の転職。」

佐々木正雄「いつかね、自分の家を建ててみたいんです。大好きな木を、たくさん使ってね。」

高垣晃康「最後に笑顔が見れればいい。」

北澤伸一「最も大切なことは『敬う』ということ。人や仕事、すべてのことに敬意を払う。」

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【左官】塗る

PACの「本物の漆喰」は淡路の左官職人・植田俊彦氏とのコラボによって仕上げられる。日本古来からある伝統漆喰を、吟味された材料、技術、そして職人のチームワークによって現代の住宅に蘇えらせた最高の内装材だ。

植田俊彦「誠心誠意尽くしてお客さんに喜んで頂くことが職人としての最大の喜び。」

職人の貌 エアサイクルハウジングの家づくりを支える現場の素顔
撮影/取材・文 林建次(Office MIGI)

サイト:
http://www.officemigi.com

ブログ:
http://officemigi.exblog.jp

カタログ「職人の貌」写真:林建次
2013年の夏、汗や土やホコリにまみれ、時に危険と隣り合わせの現場で作業する職人たちの、想い、姿を、もっと知って欲しい、伝えたい、そう強く思う日があった。その数日後、写真家の林建次さんと出会った。
井の頭公園駅近くのカフェで、偶然に。
話を聞くと、ボクサーやアメフト、劇団のドキュメンタリーを撮っていて、次は職人をと思っていたと言う。
その日はイベント開催中でもあり話せたのは短い時間だったけれど、偶然ではない何かを感じた。
さらに林さんの二冊の著書を取り寄せて衝撃を受けた。そこには、怒り、喜び、戸惑い、葛藤、そして愛に満ち溢れたボクサーや アメフト選手、俳優たちの写真があった。それは取りも直さず彼らを追い続けた林建次というひとりの人間の生き様だった。
林さんは23歳の時、バイク事故によって右手の機能を失った。その後幾度もの手術と入退院を繰り返し、壮絶な痛みと闘う日々を乗り越え、左手でカメラを持ち口でシャッターを切るというスタイルで再び立ち上がる。そして今もなお痛みと闘いながらドキュメントを撮り続けているということを知った。「職人を撮るならこの人しかいない。」そう確信した。
林さんも「出会いを価値あるものにしていきましょう」と快く引き受けてくださり、職人プロジェクトはスタートした。
撮影も、建築現場のスケジュールも、絶妙なタイミングで進み、林さんは現場で動き回る職人たちの息遣いや鼓動を共有しながら、その温度や空気感を写真で表現し、そして上辺だけでない真っ向勝負のインタビューによって一人一人の職人の思いを文章でも添えてくれた。そしてデザイナーの高橋実さんが、素晴らしい感性のデザインでまとめてくれた。
こうして、鳶、大工、左官、それぞれの職人魂が写真と言葉で綴られたカタログ「職人の貌」は完成した。
撮影に協力頂いた職人の皆様、林建次さん、高橋実さん、編集の鈴木さんへ、改めて御礼を申し上げたい。
今後も、私たちの家づくりを支えてくれている素晴らしい職人たち、仲間たちにフォーカスして、第二弾、第三弾と続けていけたらと思う。
エアサイクルハウジング株式会社 代表取締役 市川小奈枝
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PICK UP 佐々木正雄PICK UP 佐々木正雄

エアサイクルハウジングと共に仕事をする職人の中で、もっとも永いキャリアを持つ佐々木の仕事ぶりは、多くの人から一目を置かれている。もの静かで多くを語らず、ただひたすら仕事に没頭し、時として休憩することもなく夜遅くまで続け、さらに休日返上することも日常だ。まるで求道者のようで、大丈夫なのかと心配になるくらいストイックだが、仕上がったその家は、何故だかとても温かいぬくもりを感じさせるのだという。もちろん、それはエアサイクルハウジングが依頼する大工に共通していることだが、佐々木の場合、例えば手すりにふっと触れた木の肌ざわりでさえも、とても優しい。それは、彼が細部にまで愛情を注いでいる証だった。実際、佐々木の建てた家を見て、感じて、惚れ込み、かつて一年待った建て主もいたという。こうした建て主の期待を背中に受けながら、ジーンズにTシャツという、一般的な大工のイメージからは少し外れた姿で、彼はいつもラジオを流しながら、独りで黙々と仕事に取り組んでゆくのだった。

子どもの頃から、木を使って物を作ることが大好きだった。進路はとくに決めていなかったが、同級生が大工職人を目指すのを見て、自分もやってみようと思った。中学を出て、地元の秋田で住み込みの厳しい修行を積む。給料は最初の一年は三千円。当時、大卒サラリーマンの給料を比べると十分の一のお金だった。毎朝、作業場の掃除の後、現場へ向かう。覚えるまではとても楽しいとは思えなかったが、必死で兄弟子たちについていく。そして五年の修行を終え、最後に一年間のお礼奉公を務め、晴れて一人前の大工となった。冬の間は仕事がなくなる秋田よりも、当時、木造の建売りの仕事が数多くあるという横須賀へ向かった。一年中、建て続けられる喜びと、横須賀といえば山口百恵というイメージがあり、そんな人もいるんじゃないかという、若者ならでは抱く、ささやかな期待もあった。
親戚でもあり、現在の親方でもある佐々木義和のアパートに転がり込み、そこで地道に仕事を続け、ついに夢だった一戸建てをひとりで建てることになった。墨付け、刻みをして、上棟までやって、ひとりで建てる。責任からくる緊張感に襲われ、うまく建つかどうか不安を抱えながらも、懸命にやり遂げた。大工として、これ以上の喜びはなかった。 
そして親方の紹介でエアサイクルハウジングの仕事に出会い、建て主の顔が見える新たな環境を持ち、こだわりのある家づくりに没頭してゆく。大工になる人間は木が好きか、あるいは好きになる。彼らはそこに、愛情を注いでつくる。佐々木も例外ではない。例えば、仕口という、木材だけで繋ぎ合わせる伝統的な手法がある。彼は、それまでの経験を生かしながら、独自のアイディアを取り入れて試してみたりする。それは目に見えない部分になってしまうのだが、そういったところに、この仕事の醍醐味があるのだという。
ただ、佐々木の腕が確かであるのは間違いないが、それだけで仕上がった家に、人はぬくもりや優しさを感じることが出来るのだろうか。答えは彼の素朴で真っすぐな人間性にあるのかもしれない。

佐々木は、ささやかな夢を見ていた。何組もの建て主との触れ合いの中、自分がつくった家で夫婦や子供たちが喜んでいる様子は、輝いていて素敵だった。夢一杯の家族の風景を、自分自身に重ねるようになっていた。
佐々木は、穏やかな笑顔で呟いた。
「自分もこんな風になれたらなぁ」
チャンスがなかったわけではないが、気がつけば独りで過ごしてきた。
「寂しさ。それを忘れるために没頭してきたところもあるのかな。でも、なにより喜んでもらいたい。その一心で、大工として真剣に生きてきたつもりです」そして、叶うかどうかまだ分からないけど、と少し照れくさそうに続けた。
「いつかね、自分の家を建ててみたいんです。田舎でいいし、小さくてもいいんです。ちょっとした庭もあってね。自分の思ったようにつくってみたい。大好きな木を、たくさん使ってね。それが剥き出しになったままでもいいから」
四十年という歳月を、愚直なまでにつくることに捧げてきた。そんな自分を温かく迎えてくれる、手づくりの家。そこから、明るい家族の声が聞こえてくることを思い描きながら、佐々木正雄は生涯誇りを持って、つくり続けるだろう。家族の風景が見える、優しい家を。

(撮影/取材・文 林建次)

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